第06章 内分泌疾患 / A. 下垂体疾患
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Question
問題 428 先端巨大症の原因とならないのはどれか。
  1. 1膵頭部腫瘍不正解
  2. 2胃ポリープ正解!
  3. 3下垂体腺腫不正解
  4. 4気管支カルチノイド不正解
Explanation
解説
1. [誤り]膵島腫瘍(膵頭部を含む)は稀に異所性GHRH(成長ホルモン放出ホルモン)産生腫瘍として、視床下部-下垂体系を刺激し成長ホルモンの過剰分泌を引き起こす。その結果、先端巨大症の原因となりうる。
2. [正解]胃ポリープは先端巨大症の原因とはならない。胃ポリープは胃粘膜の局所的隆起性病変で、成長ホルモンやGHRHの産生・分泌とは無関係である。
3. [誤り]下垂体腺腫(GH産生腺腫)は先端巨大症の最も多い原因であり、ほとんど(約95%以上)を占める。下垂体前葉の成長ホルモン産生細胞が腺腫化し、自律的にGHを過剰分泌する。
4. [誤り]気管支カルチノイドは稀に異所性GHRH産生腫瘍として先端巨大症の原因となることがある。異所性GHRH産生により下垂体が刺激され、GH過剰分泌をきたす。
Key Points
ポイント
  • 先端巨大症の原因: 約95%が下垂体腺腫、稀に異所性GHRH産生腫瘍(膵島腫瘍、気管支カルチノイドなど)
  • GHは肝臓で産生されるIGF-I(インスリン様成長因子-I)を介して作用し、軟部組織・骨の過剰成長を引き起こす
  • 診断は血中GH・IGF-I高値、ブドウ糖負荷試験でGH抑制不良、MRIで下垂体腺腫を確認する
  • 重要用語: 下垂体腺腫, 成長ホルモン, GHRH, 異所性産生 を正確に理解しておくこと。
原因頻度機序
下垂体腺腫約95%GH直接産生
異所性GHRH産生腫瘍(膵島腫瘍)GHRH→下垂体刺激→GH過剰
異所性GHRH産生腫瘍(気管支カルチノイド)GHRH→下垂体刺激→GH過剰
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