1. [正解]尿崩症ではADH(抗利尿ホルモン、バソプレシン)の分泌低下または作用不全により腎臓での水再吸収が障害され、多尿(1日5L以上)となる。大量の尿により体液が失われるため、脱水を補うために代償的に多飲(口渇、口内灼熱感)がみられる。
2. [誤り]多毛は副腎アンドロゲン過剰(クッシング症候群、副腎腫瘍など)や性ホルモン異常でみられる症状で、尿崩症の症状ではない。
3. [誤り]ADH作用不足により尿の濃縮ができず低張尿(希釈尿、尿比重低下)となり、高張尿ではない。高張尿は脱水や糖尿病(尿糖による浸透圧上昇)でみられる。
4. [誤り]高身長は成長ホルモン過剰(巨人症:骨端線閉鎖前のGH過剰分泌)でみられる症状で、尿崩症の症状ではない。尿崩症は水代謝の異常であり成長には影響しない。