第06章 内分泌疾患 / A. 下垂体疾患
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Question
問題 424 クッシング病でみられやすいのはどれか。
  1. 1月経異常正解!
  2. 2るいそう不正解
  3. 3低血圧不正解
  4. 4恥毛脱落不正解
Explanation
解説
1. [正解]クッシング病では下垂体ACTH産生腺腫によるコルチゾール過剰により、性腺機能が抑制され月経異常(無月経・月経不順)をきたす。コルチゾールは視床下部-下垂体-性腺系を抑制し、性腺刺激ホルモン(LH、FSH)の分泌を低下させる。
2. [誤り]クッシング病では中心性肥満(満月様顔貌、水牛様脂肪沈着、体幹部の脂肪蓄積)がみられ、るいそう(やせ)ではない。コルチゾール過剰により糖新生亢進と脂肪再分配が生じ、特徴的な体型を呈する。
3. [誤り]コルチゾール過剰によりナトリウム・水分の貯留、レニン-アンジオテンシン系の活性化が生じ高血圧をきたす。低血圧ではない。低血圧はアジソン病(副腎皮質機能低下症)でみられる。
4. [誤り]クッシング病ではコルチゾール過剰に伴い副腎アンドロゲンも増加し、多毛(ざ瘡を伴う)がみられる。恥毛脱落は副腎アンドロゲン欠乏を示す所見で、アジソン病(副腎皮質機能低下症)でみられる。
Key Points
ポイント
  • クッシング病は下垂体性、クッシング症候群は副腎性を含む広義の用語である
  • コルチゾール過剰の症状: 中心性肥満、満月様顔貌、水牛様脂肪沈着、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、赤色皮膚線条、多毛、月経異常など
  • クッシング病とアジソン病は対照的な病態で、症状が逆になる(肥満vs恥毛脱落、高血圧vs低血圧など)
  • 重要用語: 中心性肥満, 満月様顔貌, 月経異常, ACTH過剰 を正確に理解しておくこと。
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