1. [正解]成長ホルモン分泌不全性低身長症では成長ホルモン(GH)不足により身長の伸びが遅れるが、身体各部(頭部・体幹・四肢)の比率は正常で均整はとれている(均衡型低身長)。これはクレチン症(甲状腺機能低下症)の不均衡型低身長と対比される。
2. [誤り]成長ホルモン分泌不全性低身長症では知能発達は正常で障害はみられない。成長ホルモンは骨・軟骨の成長を促進するが、脳の発達には甲状腺ホルモンが重要である。知能障害を伴うのはクレチン症(先天性甲状腺機能低下症)である。
3. [誤り]成長ホルモン分泌不全性低身長症の約80%は原因が明らかでない特発性(成長ホルモン分泌不全性)低身長症で、器質性(頭蓋咽頭腫などによる)は約20%程度である。
4. [誤り]器質性低身長症の原因では頭蓋咽頭腫が最も多く、脳炎ではない。頭蓋咽頭腫はトルコ鞍上に発生する腫瘍で、下垂体機能低下を起こす代表的疾患である。