1. [誤り]巨人症では成長ホルモン(GH)過剰により代謝が亢進し、発汗腺の肥大・機能亢進により発汗過多がみられる。多汗は先端巨大症・巨人症の特徴的症状の一つである。
2. [誤り]成長ホルモン過剰はナトリウム・水分の貯留、血管壁の肥厚、レニン-アンジオテンシン系の活性化を通じて高血圧を引き起こす。心筋肥大や心血管合併症により死亡率が上昇する。
3. [正解]巨人症(先端巨大症の骨端線閉鎖前発症型)では筋緊張亢進は特徴的所見ではない。むしろ筋力低下や筋萎縮がみられることがある。筋緊張亢進はパーキンソン病や錐体外路障害などでみられる。
4. [誤り]下垂体腺腫が腫大すると周囲の正常下垂体組織を圧迫し、性腺刺激ホルモン(LH、FSH)の分泌が障害される。その結果、性腺機能低下症により月経異常(無月経・月経不順)や性欲減退、不妊などをきたす。