1. [誤り]坐位時間を長くすることは過活動膀胱の改善にはつながらない。長時間の坐位はむしろ骨盤底筋群の筋力低下を助長する。適度な運動により全身の筋力維持を図ることが推奨される。
2. [正解]骨盤底筋訓練は過活動膀胱に対する行動療法として有効である。骨盤底筋群を意識的に収縮・弛緩させる訓練を繰り返すことで、膀胱の支持力が強化され、尿意切迫感や切迫性尿失禁の改善に効果がある。膀胱訓練(排尿間隔を徐々に延長する)と組み合わせるとさらに効果的である。
3. [誤り]水分摂取を過度に控えることは脱水や尿路感染のリスクを高めるため適切でない。適度な水分摂取は必要であり、極端な制限は推奨されない。ただし就寝前の過剰な水分摂取は控えるとよい。
4. [誤り]尿意を感じたらすぐに排尿する習慣は、膀胱容量をさらに減少させ、頻尿の悪化を招く。膀胱訓練として排尿を少し我慢して膀胱容量を徐々に増やしていくことが推奨される。