1. [誤り]自然気胸は圧倒的に男性に多い疾患であり(男女比約5:1)、特にやせ型で長身の若年男性に好発する。
女性に多い疾患ではない。
2. [誤り]肥満ではなく、やせ型の体型が自然気胸の危険因子である。
高身長・やせ型の男性では肺尖部に力学的ストレスがかかりやすく、ブラ・ブレブが形成されやすいと考えられている。
3. [正解]自然気胸は肺胸膜直下のブラ(胸膜下気腫性嚢胞)やブレブ(胸膜直下の小さな嚢胞)の破裂が原因であり、臓側胸膜と壁側胸膜の間に空気が貯留して発症する。
ブラ・ブレブは肺尖部に多く形成され、安静時に突然破裂して気胸をきたす。
喫煙者ではブラ・ブレブの形成リスクが高く、自然気胸の発症率も上昇する。
4. [誤り]胸部X線検査は気胸の診断に最も基本的かつ有用な検査であり、虚脱した肺と胸腔内の空気を明瞭に描出できる。
診断は容易であり、困難ではない。