第04章 呼吸器疾患 / D. その他の呼吸器疾患
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Question
問題 355 自然気胸について正しいのはどれか。
  1. 1女性に多い。不正解
  2. 2肥満は危険因子である。不正解
  3. 3ブラ・ブレブの破裂で起こることが多い。正解!
  4. 4胸部エックス線検査での診断は困難である。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]自然気胸は圧倒的に男性に多い疾患であり(男女比約5:1)、特にやせ型で長身の若年男性に好発する。 女性に多い疾患ではない。
2. [誤り]肥満ではなく、やせ型の体型が自然気胸の危険因子である。 高身長・やせ型の男性では肺尖部に力学的ストレスがかかりやすく、ブラ・ブレブが形成されやすいと考えられている。
3. [正解]自然気胸は肺胸膜直下のブラ(胸膜下気腫性嚢胞)やブレブ(胸膜直下の小さな嚢胞)の破裂が原因であり、臓側胸膜と壁側胸膜の間に空気が貯留して発症する。 ブラ・ブレブは肺尖部に多く形成され、安静時に突然破裂して気胸をきたす。 喫煙者ではブラ・ブレブの形成リスクが高く、自然気胸の発症率も上昇する。
4. [誤り]胸部X線検査は気胸の診断に最も基本的かつ有用な検査であり、虚脱した肺と胸腔内の空気を明瞭に描出できる。 診断は容易であり、困難ではない。
Key Points
ポイント
  • 自然気胸はブラ・ブレブの破裂により胸腔内に空気が漏出して発症する。やせ型の若年男性に好発し、胸部X線検査で容易に診断できる。
  • ブラは胸膜下の気腫性嚢胞、ブレブは胸膜直下の小さな嚢胞であり、いずれも破裂すると気胸の原因となる。
  • 重要用語: ブラ, ブレブ, 自然気胸, やせ型若年男性, 胸部X線検査 を正確に理解しておくこと。
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