第04章 呼吸器疾患 / D. その他の呼吸器疾患
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Question
問題 353 気胸について正しいのはどれか。
  1. 1突然嗄声が出現する。不正解
  2. 2肥満は危険因子である。不正解
  3. 3女性に多い。不正解
  4. 4胸部エックス線検査で診断する。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]気胸の主症状は突然の胸痛と呼吸困難であり、嗄声(声のかすれ)は生じない。 嗄声は反回神経の障害(肺癌の浸潤など)によるものであり、気胸の症状ではない。
2. [誤り]気胸はやせ型で長身の若年者に多く、肥満は危険因子ではない。 肥満はむしろ睡眠時無呼吸症候群などの危険因子であり、気胸とは関連しない。
3. [誤り]自然気胸はやせ型の若い男性に圧倒的に多く(男女比約5:1)、女性に多い疾患ではない。 喫煙者ではさらに頻度が高い。
4. [正解]気胸の診断には胸部エックス線(X線)検査が基本であり、虚脱した肺と胸腔内に貯留した空気が確認できる。 症状から気胸を疑い、胸部X線写真で肺の虚脱が確認できれば診断が確定する。 簡便で非侵襲的な検査法であり、気胸の診断に最も有用である。
Key Points
ポイント
  • 気胸の診断は症状(突然の胸痛・呼吸困難)から気胸を疑い、胸部X線検査で肺の虚脱を確認して行う。やせ型の若年男性に好発し、肥満や女性は危険因子ではない。
  • 嗄声は気胸の症状ではなく、反回神経障害(肺癌など)の症状であるため混同しない。
  • 重要用語: 気胸, 胸部X線検査, 肺の虚脱, やせ型若年男性, 突然の胸痛 を正確に理解しておくこと。
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