1. [誤り]咳嗽は肺癌の最も多い初発症状の一つであり、肺癌7,487例の調査でも発見時症状の頻度は咳が第1位であった。
特に中心型肺癌では腫瘍が気道を刺激するため、早期から咳嗽が出現しやすい。
2. [正解]**正しい(適切でないもの)。** 鼻漏(鼻水)は鼻腔粘膜の炎症や刺激による上気道の症状であり、肺癌の初発症状としては適切ではない。
鼻漏はかぜ症候群やアレルギー性鼻炎などの上気道疾患でみられるものであり、下気道の腫瘍である肺癌とは直接関連しない。
3. [誤り]喀痰は気道内の腫瘍による刺激や気道分泌物の増加により生じる肺癌の初発症状として認められる。
咳嗽に次いで多い症状であり、血痰を伴うこともある。
4. [誤り]胸痛は肺癌が壁側胸膜や胸壁に浸潤した場合に生じる症状であり、初発症状として認められることがある。
持続性の鈍痛が特徴であり、咳嗽・喀痰・血痰に次いで多い症状である。