1. [正解]自然気胸では患側肺が虚脱(萎縮)するため、患側の呼吸音が減弱または消失する。
胸腔内に空気が貯留して肺が圧迫され、含気が減少するため聴診で呼吸音の減弱が確認できる。
打診では患側の鼓音増強がみられ、胸部X線写真で肺の虚脱が確認される。
2. [誤り]自然気胸は安静時に突然発症する病側の胸痛が特徴であり、徐々に出現するものではない。
発症時の時間を覚えているほど突然で強い痛みを自覚することが多い。
3. [誤り]原発性自然気胸は10~30歳のやせ型で背の高い若い男性に好発する疾患であり、女性には少ない。
喫煙者ではさらに頻度が高い。
4. [誤り]自然気胸の再発率は約50%と高く、再発はまれとは言えない。
一度再発した場合、再度再発する確率はさらに高くなる。外科的治療後の再発率は数%に低下する。