第04章 呼吸器疾患 / D. その他の呼吸器疾患
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Question
問題 346 原発性自然気胸について正しい記述はどれか。
  1. 1患側の呼吸音が減弱する。正解!
  2. 2徐々に胸痛が発現する。不正解
  3. 3若い女性に多い。不正解
  4. 4再発はまれである。不正解
Explanation
解説
1. [正解]自然気胸では患側肺が虚脱(萎縮)するため、患側の呼吸音が減弱または消失する。 胸腔内に空気が貯留して肺が圧迫され、含気が減少するため聴診で呼吸音の減弱が確認できる。 打診では患側の鼓音増強がみられ、胸部X線写真で肺の虚脱が確認される。
2. [誤り]自然気胸は安静時に突然発症する病側の胸痛が特徴であり、徐々に出現するものではない。 発症時の時間を覚えているほど突然で強い痛みを自覚することが多い。
3. [誤り]原発性自然気胸は10~30歳のやせ型で背の高い若い男性に好発する疾患であり、女性には少ない。 喫煙者ではさらに頻度が高い。
4. [誤り]自然気胸の再発率は約50%と高く、再発はまれとは言えない。 一度再発した場合、再度再発する確率はさらに高くなる。外科的治療後の再発率は数%に低下する。
Key Points
ポイント
  • 原発性自然気胸では患側肺の虚脱により患側呼吸音が減弱する。やせ型の若い男性に好発し、突然の胸痛で発症する。再発率は約50%と高い。
  • 鍼灸治療時に鍼が深く刺入されすぎると医原性気胸をきたしうるため、鍼灸師として気胸の症状を理解しておくことが重要である。
  • 重要用語: 原発性自然気胸, 患側呼吸音減弱, やせ型若年男性, 突然の胸痛, 再発率約50% を正確に理解しておくこと。
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