第04章 呼吸器疾患 / D. その他の呼吸器疾患
1 / 3
Question
問題 345 過換気症候群で誤っている記述はどれか。
  1. 1心因性要素が関与する。不正解
  2. 2発作持続は短時間である。正解!
  3. 3若い女性に好発する。不正解
  4. 4動脈血炭酸ガス分圧が低下する。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]過換気症候群は不安・緊張・ストレスなどの心因性要素が発作の主な誘因となる。 精神的な要因が過呼吸を引き起こし、呼吸性アルカローシスをきたす心身症の一つである。
2. [正解]**正しい(誤った記述)。** 過換気症候群の発作は短時間ではなく、数十分から数時間持続することがある。 発作中は呼吸困難・手足のしびれ・テタニー症状・めまい・失神などの多彩な症状が出現する。 適切な対応(呼吸のペースを整える、紙袋法など)を行わないと長時間にわたり症状が遷延する。
3. [誤り]過換気症候群は若い女性に好発することが知られている。 10~20歳代の女性に多く、感受性の高い性格傾向を有する者に発症しやすい。
4. [誤り]過呼吸によりCO2が過剰に排出されるため、動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)は低下する。 PaCO2の低下により呼吸性アルカローシスとなり、テタニーやしびれなどの症状が出現する。
Key Points
ポイント
  • 過換気症候群の発作は短時間ではなく、数十分から数時間持続しうる。心因性要素が主な誘因であり、若い女性に好発する。
  • 過呼吸→CO2排出過多→PaCO2低下→呼吸性アルカローシス→テタニー・しびれ・失神という病態の流れを理解する。
  • 重要用語: 過換気症候群, 心因性, 若い女性, PaCO2低下, 呼吸性アルカローシス を正確に理解しておくこと。
◀ 前の問題 ☰ 目次 次の問題 ▶