第04章 呼吸器疾患 / D. その他の呼吸器疾患
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Question
問題 340 肺癌の集団検診で重要な検査はどれか。
  1. 1赤沈不正解
  2. 2血液ガス不正解
  3. 3喀痰細胞診正解!
  4. 4気管支造影不正解
Explanation
解説
1. [誤り]赤沈(赤血球沈降速度)は非特異的な炎症マーカーであり、肺癌に限らず感染症や膠原病など多くの疾患で亢進する。 肺癌に特異的な検査ではないため、集団検診のスクリーニングとしては不適切である。
2. [誤り]血液ガス分析は動脈血中の酸素分圧やCO2分圧を測定する検査であり、呼吸機能の評価に用いられる。 肺癌の早期発見には直接つながらず、集団検診には適さない。
3. [正解]喀痰細胞診は喀出された痰の中に含まれる剥離した癌細胞を顕微鏡で検出する検査であり、肺癌の集団検診において胸部X線検査とともに重要な検査である。 特に肺門部に発生する中心型肺癌(扁平上皮癌や小細胞癌)の早期発見に有用である。 非侵襲的で繰り返し施行可能なため、集団検診に適した検査法である。
4. [誤り]気管支造影は造影剤を気管支内に注入して気管支の形態を評価する侵襲的な検査であり、集団検診には適さない。 気管支拡張症の診断などに用いられる特殊な検査である。
Key Points
ポイント
  • 肺癌の集団検診では胸部X線検査と喀痰細胞診が重要である。喀痰細胞診は特に中心型肺癌(扁平上皮癌・小細胞癌)の早期発見に有用であり、非侵襲的で集団検診に適している。
  • 赤沈や血液ガスは非特異的な検査であり、気管支造影は侵襲的であるため、いずれも集団検診には不適切である。
  • 重要用語: 喀痰細胞診, 胸部X線検査, 中心型肺癌, 扁平上皮癌, スクリーニング を正確に理解しておくこと。
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