1. [誤り]特発性間質性肺炎(特に特発性肺線維症)の予後は不良であり、5年間で約半数が呼吸不全にて死亡する。
比較的良好とは言えず、現在も根本的な治療法は確立されていない。
2. [正解]特発性間質性肺炎では肺胞隔壁の線維化により酸素の取り込みが低下し、労作時に酸素需要が増大すると息切れが出現する。
経過とともに軽い労作でも息苦しくなり、最終的には日常生活が困難になる。
乾性咳嗽とともに、労作時呼吸困難は本疾患のもっとも特徴的な症状である。
3. [誤り]特発性間質性肺炎では拘束性換気障害をきたすのであり、閉塞性換気障害ではない。
肺胞隔壁の線維化により肺のコンプライアンスが低下して肺活量が減少するが、気道閉塞は伴わない。
4. [誤り]特発性間質性肺炎は感染症ではないため、抗菌薬の長期投与は治療として適切ではない。
治療にはステロイドや免疫抑制薬が用いられ、近年では抗線維化薬(ピルフェニドンなど)も使用されている。