第04章 呼吸器疾患 / C. 拘束性呼吸器疾患
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Question
問題 330 急性間質性肺炎について正しい記述はどれか。
  1. 1若年者に多い。不正解
  2. 2肺コンプライアンスが低下する。正解!
  3. 3細菌感染が原因である。不正解
  4. 4予後は比較的良好である。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]急性間質性肺炎は中高年に多く、若年者に多い疾患ではない。 特発性肺線維症全体としても60歳代の男性に最も多い。
2. [正解]急性間質性肺炎では肺間質の炎症・線維化により肺コンプライアンス(肺の伸展性・柔らかさ)が低下する。 肺胞隔壁が肥厚・硬化するため、肺が十分に膨張できなくなり、拘束性換気障害をきたす。 酸素の拡散も障害されるため、急速な低酸素血症が進行する。
3. [誤り]急性間質性肺炎は原因不明の間質性肺疾患であり、細菌感染が原因ではない。 細菌性肺炎は肺胞腔内の感染であり、間質性肺炎とは病態が全く異なる。
4. [誤り]急性間質性肺炎は予後不良の疾患であり、死亡率が高い。 急速に呼吸不全が進行し、集中治療を要する場合が多い。
Key Points
ポイント
  • 急性間質性肺炎は原因不明の間質性肺疾患であり、肺コンプライアンスの低下により拘束性換気障害をきたす。中高年に多く、予後不良である。
  • 間質性肺炎は肺胞隔壁の病変、細菌性肺炎は肺胞腔内の感染であり、病態が全く異なる点を正確に区別する。
  • 重要用語: 急性間質性肺炎, 肺コンプライアンス低下, 拘束性換気障害, 予後不良 を正確に理解しておくこと。
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