第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 327 COPDについて最も適切なのはどれか。
  1. 1受動喫煙は関与しない。不正解
  2. 2肺癌の合併に注意する。正解!
  3. 3安静時の呼吸困難が特徴である。不正解
  4. 4禁煙で呼吸機能は改善する。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]COPDには受動喫煙も関与する。能動喫煙が最大のリスク因子であるが、受動喫煙、大気汚染、室内での有機燃料の煙などもリスク因子として認められている。 「受動喫煙は関与しない」は誤りである。
2. [正解]COPDでは肺癌の合併に注意が必要である。 COPDは肺癌の独立したリスク因子であり、喫煙歴とともに肺癌発症率が高い。 COPD患者は定期的な画像検査(胸部X線、CT)による肺癌のスクリーニングが重要である。 肺癌はCOPD患者の主要な死因の一つでもある。
3. [誤り]COPDの呼吸困難は安静時ではなく労作時から始まるのが特徴である。 進行すると安静時にも呼吸困難が出現するが、初期は労作時の息切れが主体である。
4. [誤り]禁煙によりCOPDの進行速度(肺機能低下速度)は緩やかになるが、既に低下した呼吸機能が正常に改善(回復)するわけではない。 禁煙はCOPD治療の最も重要な第一歩であるが、「改善する」という表現は不正確。
Key Points
ポイント
  • COPDでは肺癌の合併リスクが高く、定期的なスクリーニングが必要である。喫煙が両疾患の共通リスク因子であることを押さえておく。
  • 禁煙は肺機能低下の「進行抑制」には有効だが、既に低下した肺機能の「改善(回復)」は期待できない。この違いは重要。
  • 重要用語: COPD, 肺癌合併, 受動喫煙, 禁煙による進行抑制 を正確に理解しておくこと。
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