第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 322 COPDについて正しいのはどれか。
  1. 1肺拡散能(DLCO)は正常である。不正解
  2. 2労作時の呼吸困難が特徴である。正解!
  3. 3発作時に気管支狭窄音を伴う。不正解
  4. 4肺機能検査では拘束性換気障害が特徴である。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]COPDでは肺気腫により肺胞壁が破壊されるため、肺拡散能(DLCO)は低下する。 ガス交換面積が減少することにより酸素の取り込みが障害され、正常ではない。
2. [正解]COPDの最も特徴的な症状は労作時の呼吸困難である。 不可逆的な気流制限により、労作時に十分な換気ができなくなるため息切れが生じる。 進行は緩徐であるが、かぜ症候群や肺炎を契機に急性増悪をきたすことがある。 最終的には安静時にも呼吸困難が出現し、呼吸不全に至る。
3. [誤り]発作時に気管支狭窄音(喘鳴・wheezes)を伴うのは気管支喘息の特徴である。 COPDでも喘鳴がみられることはあるが、「発作時に」という表現は喘息の病態を指す。
4. [誤り]COPDの肺機能検査では閉塞性換気障害(1秒率の低下)が特徴であり、拘束性換気障害ではない。 1秒率70%未満が診断基準である。
Key Points
ポイント
  • COPDの特徴は労作時呼吸困難、閉塞性換気障害(1秒率低下)、肺拡散能(DLCO)低下の3点である。いずれも頻出の出題ポイント。
  • COPDと気管支喘息の違いとして、COPDは不可逆的・慢性的な気流制限、喘息は可逆的・発作性の気道狭窄である。
  • 重要用語: 労作時呼吸困難, 閉塞性換気障害, 肺拡散能低下, 1秒率 を正確に理解しておくこと。
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