第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 320 呼吸器疾患について正しいのはどれか。
  1. 1自然気胸は胸痛を伴う。正解!
  2. 2肺線維症は閉塞性換気障害をきたす。不正解
  3. 3気管支喘息による死亡者数は増加している。不正解
  4. 4COPD は安静時の呼吸困難が特徴的である。不正解
Explanation
解説
1. [正解]自然気胸は肺のブラ・ブレブの破裂により胸腔内に空気が貯留する疾患であり、突然の胸痛を伴う。 安静時に突然出現する病側の胸痛と空咳が特徴であり、発症時刻を覚えているほど急性に発症する。 やせ型の若年男性(10~30歳)に好発し、喫煙はリスク因子である。
2. [誤り]肺線維症は拘束性換気障害をきたす疾患であり、閉塞性換気障害ではない。 肺胞隔壁(間質)の線維化により肺のコンプライアンスが低下し、肺活量が減少する。
3. [誤り]気管支喘息による死亡者数は吸入ステロイド薬の普及により近年減少傾向にある。 喘息の有症率自体は増加傾向にあるが、死亡者数は減少している点に注意する。
4. [誤り]COPDの特徴的症状は労作時呼吸困難であり、安静時の呼吸困難は進行した重症例でみられる。 初期には安静時は無症状であることが多い。
Key Points
ポイント
  • 自然気胸は突然の胸痛・空咳・呼吸困難で発症する。肺線維症は拘束性障害、喘息死亡数は減少傾向、COPDは労作時呼吸困難が特徴である。
  • 気管支喘息の「有症率は増加」だが「死亡者数は減少」という違いを混同しないこと。
  • 重要用語: 自然気胸, 突然の胸痛, 拘束性換気障害, 労作時呼吸困難 を正確に理解しておくこと。
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