第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 319 COPDについて正しいのはどれか。
  1. 1女性に多い。不正解
  2. 2拘束性換気障害を呈する。不正解
  3. 3安静時の呼吸困難が特徴である。不正解
  4. 4増悪予防にはインフルエンザワクチン接種は有効である。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]COPDは男性に多い疾患である。最大の危険因子は喫煙であり、喫煙率の高い男性に好発する。 ただし、女性のほうが喫煙によりCOPDを発症しやすいことも知られており、近年は女性患者も増加傾向にある。
2. [誤り]COPDは閉塞性換気障害を呈する疾患であり、拘束性換気障害ではない。 1秒率(FEV1/FVC)70%未満が診断基準であり、拘束性障害は肺線維症の特徴である。
3. [誤り]COPDの初期は労作時呼吸困難が特徴であり、安静時の呼吸困難は進行した重症例でみられる。 階段昇降時の息切れから始まり、次第に日常生活動作でも息苦しくなる。
4. [正解]COPDの増悪予防にはインフルエンザワクチン接種が有効であり、積極的に推奨されている。 COPD患者はインフルエンザ感染により急性増悪をきたしやすく、入院や死亡のリスクが高まる。 インフルエンザワクチンに加えて肺炎球菌ワクチンの接種も推奨されている。 感染予防はCOPD管理において薬物療法と並ぶ重要な位置を占める。
Key Points
ポイント
  • COPDの増悪予防にはインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されている。感染症はCOPD急性増悪の重要なトリガーである。
  • COPDは男性に多い、閉塞性換気障害を呈する、初期は労作時呼吸困難が特徴という基本事項を確実に押さえておく。
  • 重要用語: インフルエンザワクチン, 肺炎球菌ワクチン, 増悪予防, 閉塞性換気障害 を正確に理解しておくこと。
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