1. [誤り]COPDは男性に多い疾患である。最大の危険因子は喫煙であり、喫煙率の高い男性に好発する。
ただし、女性のほうが喫煙によりCOPDを発症しやすいことも知られており、近年は女性患者も増加傾向にある。
2. [誤り]COPDは閉塞性換気障害を呈する疾患であり、拘束性換気障害ではない。
1秒率(FEV1/FVC)70%未満が診断基準であり、拘束性障害は肺線維症の特徴である。
3. [誤り]COPDの初期は労作時呼吸困難が特徴であり、安静時の呼吸困難は進行した重症例でみられる。
階段昇降時の息切れから始まり、次第に日常生活動作でも息苦しくなる。
4. [正解]COPDの増悪予防にはインフルエンザワクチン接種が有効であり、積極的に推奨されている。
COPD患者はインフルエンザ感染により急性増悪をきたしやすく、入院や死亡のリスクが高まる。
インフルエンザワクチンに加えて肺炎球菌ワクチンの接種も推奨されている。
感染予防はCOPD管理において薬物療法と並ぶ重要な位置を占める。