第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 318 気管支喘息について正しいのはどれか。
  1. 1死亡率は若年者で高い。不正解
  2. 2日中に症状が出やすい。不正解
  3. 3成人では完治しない。正解!
  4. 4吸気時に喘鳴を聴取する。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]気管支喘息の死亡率は高齢者で高い。 吸入ステロイド薬の普及により全体的に死亡率は減少傾向にあるが、高齢者では依然として注意が必要である。
2. [誤り]気管支喘息の症状は夜間から早朝にかけて出やすく、日中ではない。 副交感神経が優位となる深夜から明け方に気道収縮が増強する。
3. [正解]成人の気管支喘息は完治しにくい慢性疾患であり、長期的な管理(コントロール)が必要である。 気道のリモデリング(再構築・構造変化)が生じるため、継続的な吸入ステロイド薬による炎症の抑制が重要となる。 小児喘息は成長とともに自然寛解することがあるが、成人喘息は完治しないことが多い。 自己判断による服薬中止は重篤な発作や喘息死の原因となる。
4. [誤り]気管支喘息では呼気時に喘鳴(笛声音、wheezes)を聴取する。 気道狭窄により呼気時に高調な連続性ラ音が聴取され、吸気時ではない。
Key Points
ポイント
  • 成人の気管支喘息は完治しない慢性疾患であり、気道リモデリングの予防のために吸入ステロイド薬による継続的なコントロールが不可欠である。
  • 死亡率は高齢者で高い(若年者ではない)、症状は夜間に多い(日中ではない)、喘鳴は呼気時(吸気時ではない)という3つの対比を整理しておく。
  • 重要用語: 成人喘息は完治しない, 気道リモデリング, 呼気時喘鳴 を正確に理解しておくこと。
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