1. [誤り]喫煙はCOPDの最大の危険因子であり、COPD患者の約90%に喫煙歴がある。
「喫煙は関与しない」は明確な誤りである。
2. [誤り]COPDの初期症状は労作時の呼吸困難であり、安静時の呼吸困難は進行した重症例でみられる。
階段昇降時の息切れから始まり、年の単位で緩徐に進行する。
3. [正解]COPDの肺機能検査では閉塞性換気障害が特徴であり、1秒率(FEV1/FVC)70%未満が診断基準となる。
気道の慢性炎症により気流制限が生じ、呼気時に空気が十分に排出できなくなる。
1秒量の低下と残気率の増加も特徴的な所見である。
4. [誤り]「発作時に気管支狭窄音(喘鳴)を伴う」という表現は気管支喘息の特徴である。
COPDでも喘鳴がみられることはあるが、発作性に出現するのは喘息の特徴であり、COPDの主たる特徴ではない。