第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 317 COPDで正しいのはどれか。
  1. 1喫煙は関与しない。不正解
  2. 2安静時の呼吸困難が特徴である。不正解
  3. 3肺機能検査では閉塞性障害が特徴である。正解!
  4. 4発作時に気管支狭窄音を伴う。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]喫煙はCOPDの最大の危険因子であり、COPD患者の約90%に喫煙歴がある。 「喫煙は関与しない」は明確な誤りである。
2. [誤り]COPDの初期症状は労作時の呼吸困難であり、安静時の呼吸困難は進行した重症例でみられる。 階段昇降時の息切れから始まり、年の単位で緩徐に進行する。
3. [正解]COPDの肺機能検査では閉塞性換気障害が特徴であり、1秒率(FEV1/FVC)70%未満が診断基準となる。 気道の慢性炎症により気流制限が生じ、呼気時に空気が十分に排出できなくなる。 1秒量の低下と残気率の増加も特徴的な所見である。
4. [誤り]「発作時に気管支狭窄音(喘鳴)を伴う」という表現は気管支喘息の特徴である。 COPDでも喘鳴がみられることはあるが、発作性に出現するのは喘息の特徴であり、COPDの主たる特徴ではない。
Key Points
ポイント
  • COPDの肺機能検査では閉塞性換気障害(1秒率70%未満)が特徴である。喫煙が最大の危険因子であり、初期は労作時呼吸困難が特徴である。
  • COPDと気管支喘息の鑑別として、COPDは持続性の気流制限、喘息は発作性・可逆性の気道狭窄という違いがある。
  • 重要用語: COPD, 閉塞性換気障害, 1秒率, 労作時呼吸困難 を正確に理解しておくこと。
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