第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 316 COPDで最も特徴的なのはどれか。
  1. 1肺癌の合併は少ない。不正解
  2. 2呼気が延長する。正解!
  3. 31秒率は正常である。不正解
  4. 4肺活量は低下する。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]COPDは肺癌の危険因子であり、肺癌の合併は少なくない。 喫煙が両疾患の共通のリスク因子であり、COPD患者では肺癌の発症リスクが高い。
2. [正解]COPDでは気道の閉塞により呼気が延長するのが最も特徴的な所見である。 肺胞壁の破壊により気道が呼気時に虚脱しやすくなり、空気を十分に排出できなくなる。 聴診上、呼気の延長と呼吸音の減弱が聴取され、口すぼめ呼吸もこの病態を反映した代償的呼吸法である。
3. [誤り]COPDでは気流制限により1秒率(FEV1/FVC)は低下する。 1秒率70%未満がCOPDの診断基準であり、正常ではない。
4. [誤り]COPDでは肺の過膨脹により残気量が増加するのが特徴的である。 肺活量の低下は拘束性肺疾患(肺線維症など)の主な特徴であり、COPDの最も特徴的な所見ではない。
Key Points
ポイント
  • COPDで最も特徴的な所見は呼気の延長と1秒率の低下(閉塞性換気障害)である。肺活量の低下は拘束性障害の指標であり混同しないこと。
  • COPDと肺癌は喫煙を共通のリスク因子としており、COPD患者では肺癌の合併に注意が必要である。
  • 重要用語: 呼気延長, 1秒率低下, 閉塞性換気障害, 肺癌合併 を正確に理解しておくこと。
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