第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 314 成人の気管支喘息について正しいのはどれか。
  1. 1患者数は減少傾向にある。不正解
  2. 2症状は昼間に起こりやすい。不正解
  3. 3治療は吸入ステロイド薬が中心である。正解!
  4. 4治癒率は 50%である。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]気管支喘息の患者数は近年増加傾向にあり、減少傾向ではない。 都市化やアレルゲンの増加が関与していると考えられている。
2. [誤り]喘息症状は夜間から早朝にかけて起こりやすく、昼間に起こりやすいわけではない。 深夜から明け方に副交感神経が優位となり、気道収縮が増強するためである。
3. [正解]成人の気管支喘息の長期管理において、吸入ステロイド薬が治療の中心薬である。 気道の慢性炎症を持続的に抑制し、発作の頻度と重症度を軽減する。 長時間作用型β2刺激吸入薬やロイコトリエン拮抗薬との併用も行われる。 吸入療法は全身性の副作用が少なく、長期使用に適している。
4. [誤り]気管支喘息は完全治癒が困難な慢性疾患であり、治癒率50%というデータは存在しない。 コントロールする疾患であり、自己判断で治療を中止することは重篤な発作の原因となる。
Key Points
ポイント
  • 成人の気管支喘息では吸入ステロイド薬が長期管理の中心薬であり、気道の慢性炎症を抑制して発作を予防する。毎日の継続使用が重要。
  • 「患者数は増加傾向」「症状は夜間に多い」「完全治癒は困難」という3点は誤り選択肢として繰り返し出題される頻出パターンである。
  • 重要用語: 吸入ステロイド薬, 長期管理, 慢性炎症, コントロールする疾患 を正確に理解しておくこと。
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