第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 313 COPDについて正しいのはどれか。
  1. 1我が国では原因の約 50%が喫煙とされている。不正解
  2. 2労作時の息切れが特徴である。正解!
  3. 3肺が縮小する疾患である。不正解
  4. 4運動療法は無効である。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]我が国ではCOPDの原因の約90%が喫煙とされており、約50%ではない。 喫煙は圧倒的に最大のリスク因子である。
2. [正解]COPDの最も特徴的な症状は労作時の息切れ(労作時呼吸困難)である。 階段昇降時の息切れから始まり、次第に平地歩行やゆっくり歩くだけでも息苦しくなる。 1秒量の低下で示される閉塞性障害が病態の主体であり、呼気が困難となる。 進行は年の単位と緩徐であるが、感染症を契機に急性増悪をきたすことがある。
3. [誤り]COPDでは肺胞の破壊と過膨脹により肺は拡大するのであり、縮小ではない。 X線写真では肺の透過性亢進と横隔膜の平低化が認められる。
4. [誤り]運動療法(呼吸リハビリテーション)はCOPDの治療に有効であり、積極的に推奨されている。 腹式呼吸、口すぼめ呼吸の訓練や筋力低下の予防としての運動が重要である。
Key Points
ポイント
  • COPDの原因は約90%が喫煙であり、労作時息切れが最も特徴的な症状、肺は過膨脹(縮小ではない)、運動療法は有効である。4つの選択肢すべてが頻出ポイントである。
  • COPDの治療は、禁煙 → 呼吸リハビリテーション(運動療法を含む)→ 薬物療法 → 酸素療法の段階的アプローチで構成される。
  • 重要用語: COPD, 喫煙(約90%), 労作時息切れ, 呼吸リハビリテーション を正確に理解しておくこと。
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