1. [誤り]我が国ではCOPDの原因の約90%が喫煙とされており、約50%ではない。
喫煙は圧倒的に最大のリスク因子である。
2. [正解]COPDの最も特徴的な症状は労作時の息切れ(労作時呼吸困難)である。
階段昇降時の息切れから始まり、次第に平地歩行やゆっくり歩くだけでも息苦しくなる。
1秒量の低下で示される閉塞性障害が病態の主体であり、呼気が困難となる。
進行は年の単位と緩徐であるが、感染症を契機に急性増悪をきたすことがある。
3. [誤り]COPDでは肺胞の破壊と過膨脹により肺は拡大するのであり、縮小ではない。
X線写真では肺の透過性亢進と横隔膜の平低化が認められる。
4. [誤り]運動療法(呼吸リハビリテーション)はCOPDの治療に有効であり、積極的に推奨されている。
腹式呼吸、口すぼめ呼吸の訓練や筋力低下の予防としての運動が重要である。