第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 311 慢性閉塞性肺疾患で正しいのはどれか。
  1. 1原因は細菌感染である。不正解
  2. 220~40 歳に好発する。不正解
  3. 3労作時息切れを呈する。正解!
  4. 4エックス線写真で含気量低下を認める。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]COPDの主な原因は長期の喫煙であり、細菌感染ではない。 タバコの煙による気道・肺実質への慢性的な炎症刺激が病態の基盤である。
2. [誤り]COPDは中高年(40歳以上)に好発する疾患であり、20~40歳に好発するわけではない。 長年の喫煙の蓄積が発症に関与するため、若年者での発症はまれである。
3. [正解]COPDの最も特徴的な症状は労作時の息切れ(労作時呼吸困難)である。 階段を昇る際の息切れから始まり、年の単位で緩徐に進行して、平地歩行でも息苦しくなる。 さらに進行すると安静時にも呼吸困難が出現し、最終的には呼吸不全に至る。 かぜ症候群や肺炎を契機に急性増悪することがある。
4. [誤り]COPDでは肺の過膨脹がみられ、X線写真では含気量の増加(肺野の透過性亢進)を認める。 含気量低下は間質性肺炎や無気肺でみられる所見であり、COPDとは逆である。
Key Points
ポイント
  • COPDの原因は喫煙(約90%)、好発は中高年、主症状は労作時息切れ、X線所見は含気量増加(過膨脹)である。各選択肢の正誤を正確に判断できるようにしておく。
  • 労作時息切れは年の単位で緩徐に進行するのが典型的であり、急性の発症パターンではない点を押さえておく。
  • 重要用語: COPD, 労作時息切れ, 肺の過膨脹, 喫煙 を正確に理解しておくこと。
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