1. [誤り]COPDの主な原因は長期の喫煙であり、細菌感染ではない。
タバコの煙による気道・肺実質への慢性的な炎症刺激が病態の基盤である。
2. [誤り]COPDは中高年(40歳以上)に好発する疾患であり、20~40歳に好発するわけではない。
長年の喫煙の蓄積が発症に関与するため、若年者での発症はまれである。
3. [正解]COPDの最も特徴的な症状は労作時の息切れ(労作時呼吸困難)である。
階段を昇る際の息切れから始まり、年の単位で緩徐に進行して、平地歩行でも息苦しくなる。
さらに進行すると安静時にも呼吸困難が出現し、最終的には呼吸不全に至る。
かぜ症候群や肺炎を契機に急性増悪することがある。
4. [誤り]COPDでは肺の過膨脹がみられ、X線写真では含気量の増加(肺野の透過性亢進)を認める。
含気量低下は間質性肺炎や無気肺でみられる所見であり、COPDとは逆である。