1. [誤り]気管支喘息の有症率は都市部を中心に増加傾向にあり、減少傾向ではない。
大気汚染やアレルゲンの増加などの環境因子が関与していると考えられている。
2. [誤り]喘息発作は夜間から早朝にかけて起こりやすく、昼間に多いわけではない。
副交感神経が優位となる深夜から明け方に気道収縮が増強する。
3. [正解]吸入ステロイド薬は気管支喘息の長期管理における基本薬として最も重要な治療薬である。
気道の慢性炎症を抑制し、発作の予防と気道過敏性の改善に有効である。
最近では長時間作用型β2刺激吸入薬との併用による相乗効果も指摘されている。
全身投与と異なり局所作用が中心であるため、副作用が少ない利点がある。
4. [誤り]小児喘息ではアトピー型が約90%と大部分を占めており、「アトピー性が少ない」は誤りである。
成人でも約60%がアトピー性素因を有する。