1. [誤り]気管支喘息のアトピー型はIgEを介するI型(即時型)アレルギーであり、III型アレルギーではない。
III型アレルギーは免疫複合体型であり、全身性エリテマトーデスや血清病でみられる。
2. [正解]気管支喘息の原因抗原として、ダニ、ほこり(ハウスダスト)、カビ、ペットなどの室内アレルゲンが重要である。
小児の90%、成人の60%がアトピー性素因を有し、これらのアレルゲンに対するIgE抗体が産生される。
室内環境の整備(ダニ対策、換気、ペットとの接触回避など)が予防・管理において重要となる。
3. [誤り]喘息発作は日中よりも夜間(特に深夜から明け方)に多く出現する。
副交感神経が優位となる夜間に気道収縮が増強するためである。
4. [誤り]気管支喘息では気道狭窄による閉塞性換気障害(1秒率の低下)をきたすのであり、拘束性換気障害ではない。
拘束性換気障害は間質性肺炎や肺線維症でみられる。
| アレルギーの型 | 名称 | 関与する抗体 | 代表疾患 |
|:---|:---|:---|:---|
| I型 | 即時型 | IgE | 気管支喘息、アナフィラキシー |
| II型 | 細胞障害型 | IgG, IgM | 自己免疫性溶血性貧血 |
| III型 | 免疫複合体型 | IgG | SLE、血清病 |
| IV型 | 遅延型 | T細胞 | 接触性皮膚炎、ツベルクリン反応 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: アレルギーの分類(Coombs分類)</p>