第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 309 気管支喘息について正しいのはどれか。
  1. 1III 型アレルギーである。不正解
  2. 2室内アレルゲンが原因となる。正解!
  3. 3発作は日中に多い。不正解
  4. 4拘束性換気障害をきたす。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]気管支喘息のアトピー型はIgEを介するI型(即時型)アレルギーであり、III型アレルギーではない。 III型アレルギーは免疫複合体型であり、全身性エリテマトーデスや血清病でみられる。
2. [正解]気管支喘息の原因抗原として、ダニ、ほこり(ハウスダスト)、カビ、ペットなどの室内アレルゲンが重要である。 小児の90%、成人の60%がアトピー性素因を有し、これらのアレルゲンに対するIgE抗体が産生される。 室内環境の整備(ダニ対策、換気、ペットとの接触回避など)が予防・管理において重要となる。
3. [誤り]喘息発作は日中よりも夜間(特に深夜から明け方)に多く出現する。 副交感神経が優位となる夜間に気道収縮が増強するためである。
4. [誤り]気管支喘息では気道狭窄による閉塞性換気障害(1秒率の低下)をきたすのであり、拘束性換気障害ではない。 拘束性換気障害は間質性肺炎や肺線維症でみられる。 | アレルギーの型 | 名称 | 関与する抗体 | 代表疾患 | |:---|:---|:---|:---| | I型 | 即時型 | IgE | 気管支喘息、アナフィラキシー | | II型 | 細胞障害型 | IgG, IgM | 自己免疫性溶血性貧血 | | III型 | 免疫複合体型 | IgG | SLE、血清病 | | IV型 | 遅延型 | T細胞 | 接触性皮膚炎、ツベルクリン反応 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: アレルギーの分類(Coombs分類)</p>
Key Points
ポイント
  • 気管支喘息はI型アレルギーに分類され、室内アレルゲン(ダニ、ほこり、カビ、ペット)が重要な原因抗原である。III型やIV型と混同しないこと。
  • 発作は夜間に多く、閉塞性換気障害(拘束性ではない)をきたす。これらの誤り選択肢パターンは繰り返し出題される。
  • 重要用語: I型アレルギー, 室内アレルゲン, ダニ, ハウスダスト を正確に理解しておくこと。
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