第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 304 気管支喘息について誤っている記述はどれか。
  1. 1気道の炎症がみられる。不正解
  2. 2気道の狭窄を呈する。不正解
  3. 3発作時は咳嗽・息苦しさがみられる。不正解
  4. 4肺機能検査では拘束性障害を示す。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]気管支喘息では好酸球・リンパ球を主体とした気道の慢性炎症がみられる。 この慢性炎症が気道過敏性の亢進と気道狭窄の基盤となっている。
2. [誤り]気管支喘息では気道平滑筋の収縮、粘膜浮腫、分泌物の増加により気道狭窄を呈する。 この狭窄は可逆的であり、気管支拡張薬で改善する点が肺気腫とは異なる。
3. [誤り]発作時には咳嗽・喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼー)・息苦しさ(呼吸困難)がみられる。 夜間から早朝にかけて症状が増悪しやすい。
4. [正解]**正しい(誤った記述)。** 気管支喘息では気道狭窄による閉塞性換気障害(1秒率の低下)を示すのであり、拘束性障害ではない。 拘束性障害(肺活量の低下)は間質性肺炎や肺線維症でみられる所見である。 閉塞性と拘束性の混同は頻出の誤り選択肢パターンである。
Key Points
ポイント
  • 気管支喘息は閉塞性換気障害(1秒率低下)を示す疾患であり、拘束性障害(肺活量低下)を示す間質性肺炎・肺線維症と明確に区別する。
  • 気管支喘息の3つの基本病態は「気道の慢性炎症」「気道過敏性の亢進」「可逆性の気道狭窄」である。
  • 重要用語: 閉塞性換気障害, 拘束性換気障害, 気道の慢性炎症 を正確に理解しておくこと。
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