1. [誤り]喫煙は肺癌の最大のリスク因子であり、タバコの煙に含まれる発癌物質が直接気道粘膜に作用する。
特に扁平上皮癌と小細胞癌は喫煙との関連が強い。
2. [誤り]喫煙による気道への慢性的な刺激が慢性気管支炎の主要な原因である。
気道分泌の増加と粘膜の慢性炎症をきたし、COPDの発症につながる。
3. [正解]**正しい(誤った記述)。** 鉄欠乏性貧血は慢性出血(消化管出血、月経過多など)や鉄の摂取不足・吸収障害が原因であり、喫煙とは直接関連しない。
むしろ喫煙者では一酸化炭素ヘモグロビンの増加に対する代償で多血症(赤血球増加)をきたしやすい。
したがって「鉄欠乏性貧血が喫煙者に起こりやすい」という記述は誤りである。
4. [誤り]喫煙は動脈硬化を促進する主要なリスク因子であり、冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)のリスクを高める。
喫煙により血管内皮障害、血小板凝集促進、脂質代謝異常が生じる。