第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 299 慢性閉塞性肺疾患はどれか。
  1. 1肺結核不正解
  2. 2肺気腫正解!
  3. 3肺線維症不正解
  4. 4マイコプラズマ肺炎不正解
Explanation
解説
1. [誤り]肺結核は結核菌による感染症であり、感染性呼吸器疾患に分類される。 COPD(慢性閉塞性肺疾患)には含まれない。
2. [正解]肺気腫は慢性閉塞性肺疾患(COPD)を構成する代表的疾患である。 終末細気管支より末梢の気腔が不可逆的に拡大した状態であり、肺胞壁の破壊が特徴である。 慢性気管支炎とともにCOPDを構成し、喫煙が最大のリスク因子である。 肺機能検査で1秒率の低下(閉塞性障害)と残気率の増加を示す。
3. [誤り]肺線維症は肺胞隔壁(間質)の線維化による疾患であり、拘束性換気障害をきたす。 COPDではなく、拘束性呼吸器疾患に分類される。
4. [誤り]マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマによる急性の感染性肺炎である。 若年者に多く、乾性咳嗽と高熱が特徴で、COPDとは全く異なる疾患である。 | 疾患 | 分類 | 特徴 | |:---|:---|:---| | 肺気腫 | COPD(閉塞性) | 肺胞壁の破壊、気腔の拡大 | | 慢性気管支炎 | COPD(閉塞性) | 気道分泌亢進、湿性咳嗽 | | 肺線維症 | 拘束性 | 間質の線維化、肺活量低下 | | 肺結核 | 感染性 | 結核菌、空気感染 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 呼吸器疾患の分類と特徴</p>
Key Points
ポイント
  • COPD(慢性閉塞性肺疾患)は肺気腫と慢性気管支炎を含む気流制限を特徴とする疾患群であり、喫煙が最大のリスク因子である。
  • 肺線維症は拘束性、肺結核・マイコプラズマ肺炎は感染性に分類される。疾患の分類を正確に整理しておくことが重要。
  • 重要用語: COPD, 肺気腫, 慢性気管支炎, 閉塞性換気障害 を正確に理解しておくこと。
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