1. [誤り]慢性気管支炎はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の一型であり、閉塞性呼吸器疾患に分類される。
肺機能検査では1秒率の低下(閉塞性障害)を示し、拘束性呼吸器疾患ではない。
2. [誤り]慢性気管支炎は中年以降の喫煙者に多く、若年者に多い疾患ではない。
喫煙歴の長い男性に好発し、長期間の気道刺激が発症の基盤となる。
3. [正解]慢性気管支炎の最大の原因は喫煙であり、喫煙による気道への慢性的な刺激が気管支分泌の増加と慢性炎症を引き起こす。
喫煙者のほとんどが慢性気管支炎の患者であり、禁煙が最も重要な治療法とされる。
禁煙により、以後の肺機能低下率は非喫煙者と同程度の加齢変化にまで軽減することが知られている。
4. [誤り]慢性気管支炎では気管支粘膜の分泌亢進により痰を伴う湿性咳嗽がみられる。
膿性(黄緑色)痰が中心であり、乾性咳嗽ではない。