第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 298 慢性気管支炎について正しい記述はどれか。
  1. 1拘束性呼吸器疾患である。不正解
  2. 2若年者に多い。不正解
  3. 3喫煙が発病の原因となる。正解!
  4. 4乾性の外咳嗽を認める。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]慢性気管支炎はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の一型であり、閉塞性呼吸器疾患に分類される。 肺機能検査では1秒率の低下(閉塞性障害)を示し、拘束性呼吸器疾患ではない。
2. [誤り]慢性気管支炎は中年以降の喫煙者に多く、若年者に多い疾患ではない。 喫煙歴の長い男性に好発し、長期間の気道刺激が発症の基盤となる。
3. [正解]慢性気管支炎の最大の原因は喫煙であり、喫煙による気道への慢性的な刺激が気管支分泌の増加と慢性炎症を引き起こす。 喫煙者のほとんどが慢性気管支炎の患者であり、禁煙が最も重要な治療法とされる。 禁煙により、以後の肺機能低下率は非喫煙者と同程度の加齢変化にまで軽減することが知られている。
4. [誤り]慢性気管支炎では気管支粘膜の分泌亢進により痰を伴う湿性咳嗽がみられる。 膿性(黄緑色)痰が中心であり、乾性咳嗽ではない。
Key Points
ポイント
  • 慢性気管支炎は喫煙が最大の発症原因であり、閉塞性呼吸器疾患に分類され、中年以降に好発し、湿性咳嗽が主症状である。各選択肢の誤りの根拠を整理して押さえておく。
  • 慢性気管支炎と肺気腫を合わせてCOPDと呼び、禁煙が最も有効かつ重要な治療法である。
  • 重要用語: 慢性気管支炎, 喫煙, 閉塞性呼吸器疾患, 湿性咳嗽 を正確に理解しておくこと。
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