1. [誤り]咳嗽は気管支喘息の主症状の一つであり、発作時や夜間に増悪する。
咳嗽のみで喘鳴を伴わない「咳喘息」と呼ばれる病型もある。
2. [正解]**正しい(適切でない症状)。** 気管支喘息では吸気ではなく呼気の延長がみられる。
気道の狭窄により空気を吐き出しにくくなるため、呼気時間が延長する。
聴診でも笛声音(wheezes)は呼気時に強く聴取される。これは閉塞性換気障害の特徴である。
3. [誤り]起坐呼吸は重症の喘息発作時にみられる症状であり、臥位では呼吸困難が増悪するため坐位をとる。
呼吸補助筋を効果的に使用でき、横隔膜の運動を助けるため、患者は自然にこの姿勢をとる。
4. [誤り]喘鳴は気道狭窄により生じる「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という呼吸音であり、気管支喘息の最も特徴的な所見である。
聴診上、笛声音(wheezes)として聴取される。
| 喘息の症状 | 特徴 |
|:---|:---|
| 咳嗽 | 発作時・夜間に増悪、咳喘息もある |
| 呼気延長 | 気道狭窄により呼気が困難(吸気延長ではない) |
| 喘鳴 | 笛声音(wheezes)、呼気時に強い |
| 起坐呼吸 | 重症発作時に坐位をとる |
| 呼吸困難 | 夜間~早朝に増悪しやすい |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 気管支喘息の主な症状</p>