第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 296 閉塞性換気障害をきたすのはどれか。
  1. 1肺気腫正解!
  2. 2肺線維症不正解
  3. 3気胸不正解
  4. 4急性気管支炎不正解
Explanation
解説
1. [正解]肺気腫は終末細気管支より末梢の気腔が不可逆的に拡大した疾患であり、閉塞性換気障害の代表疾患である。 肺胞壁の破壊により気道が呼気時に虚脱しやすくなり、空気をいきおいよく吐き出せなくなる。 肺機能検査では1秒量・1秒率の低下と残気率の増加を示し、肺の過膨脹が特徴的である。 慢性気管支炎とともにCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を構成する。
2. [誤り]肺線維症は肺胞隔壁(間質)の線維化により肺のコンプライアンスが低下し、拘束性換気障害をきたす。 肺活量の低下が特徴であり、1秒率は保たれるかむしろ上昇する。
3. [誤り]気胸は肺が破れて胸腔内に空気が貯留し肺が虚脱する状態である。 閉塞性でも拘束性でもなく、肺虚脱による換気障害の病態である。
4. [誤り]急性気管支炎は一過性の気道炎症であり、通常は自然治癒する。 慢性的な閉塞性換気障害をきたす代表疾患とはいえない。
Key Points
ポイント
  • 閉塞性換気障害をきたす代表3疾患は肺気腫・慢性気管支炎・気管支喘息であり、いずれも1秒率の低下を示す。これらはCOPDや気管支喘息として分類される。
  • 拘束性換気障害の代表は肺線維症であり、%肺活量の低下を示す。閉塞性と拘束性の違いを整理しておくことが重要である。
  • 重要用語: 肺気腫, 閉塞性換気障害, 1秒率, COPD を正確に理解しておくこと。
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