第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 281 肺気腫の原因とならないのはどれか。
  1. 1大気汚染不正解
  2. 2喫煙不正解
  3. 3飲酒正解!
  4. 4慢性気管支炎不正解
Explanation
解説
1. [誤り]大気汚染は肺気腫の原因となる。教科書では「吸入するタバコの煙や大気汚染、室内での有機燃料の煙などが肺で炎症を引き起こす」と明記されており、大気汚染は肺気腫の原因となる。
2. [誤り]喫煙は肺気腫の最大の原因である。教科書では「肺気腫の病因として喫煙、遺伝的要因が考えられている。喫煙者の約15%の頻度で、肺機能が加齢変化以上の低下をきたす」と記載されており、喫煙が主要な原因である。
3. [正解]飲酒は肺気腫の原因とならない。教科書にも飲酒と肺気腫の関連についての記載はなく、飲酒は肺気腫の原因ではない。
4. [誤り]慢性気管支炎は肺気腫の原因となる。教科書では「肺気腫と下記の慢性気管支炎は〜混在している症例も多く、最近では気道閉塞を認める両疾患をあわせて慢性閉塞性肺疾患(COPD)と総称されている」と記載され、両疾患は関連が深い。
Key Points
ポイント
  • 肺気腫の主要原因は喫煙であり、喫煙者の約15%が加齢変化以上の肺機能低下をきたす。禁煙により以後の低下率は加齢変化まで軽減する。
  • タバコの煙や大気汚染、室内での有機燃料の煙などが肺で炎症を引き起こし、気道から肺胞まで広汎に障害する。
  • 慢性気管支炎と肺気腫は同じ原因物質から生じ、境界が不明瞭であるため、両疾患を合わせてCOPDと呼ぶ。
  • 遺伝的要因としてα1-アンチトリプシン欠損症も知られているが、日本では小葉中心性気腫が大部分を占める。
  • 重要用語: 肺気腫, COPD, 喫煙, 大気汚染, 慢性気管支炎 を正確に理解しておくこと。
原因因子肺気腫との関連
喫煙最大の原因、喫煙者の約15%で発症
大気汚染有害粒子・ガスによる炎症
慢性気管支炎COPDの一部として合併
飲酒関連なし
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