1. [正解]肺結核は空気感染する。教科書では「患者の喀痰中に含まれた結核菌が咳とともに喀出され、空中で乾燥し、数ミクロン(μm)の粒子となり、空中を約30分間漂う。現在では空気感染に含まれる」と明記されている。飛沫核感染とも呼ばれる。
2. [誤り]肺結核の治療薬は多剤併用療法を用いる。教科書では「イスコチン(INH)とリファンピシン(RFP)、エサンプトール(EB)、ピラジナマイド(PZA)を2ヵ月服用後、INH, RFPを4ヵ月服用する治療方法が標準である」と記載されており、単剤使用は誤りである。
3. [誤り]結核に感染しても発病する頻度は低い。教科書では「感染が成立してもそのまま発病(一次結核症)する頻度は約5%であり、残りの感染者は無症状のまま」「感染者の約5%が一生涯の間に発病する(二次結核症)」と記載されており、半数が発病するわけではない。
4. [誤り]わが国では年間2万2千人が新たに活動性結核と診断されている(2006年データ)。教科書の記載では2006年で2万2千人であり、1,000人以下ではない。