第04章 呼吸器疾患 / A. 感染性呼吸器疾患
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Question
問題 278 非結核性抗酸菌症について正しいのはどれか。
  1. 1男性に多い。不正解
  2. 2人から人へ感染する。不正解
  3. 3難治性である。正解!
  4. 4肺切除の対象とはならない。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]非結核性抗酸菌症は男性に多いわけではない。教科書では具体的な性差の記載はないが、一般的には中高年女性に多い傾向が知られている。
2. [誤り]非結核性抗酸菌症はヒトからヒトへの感染はない。教科書では「ヒトからヒトへの感染はない」と明記されている。環境中(土中や水中)に存在する菌が感染源である。
3. [正解]非結核性抗酸菌症は難治性である。教科書では「抗結核薬に抵抗性であり、約10年後には呼吸器症状をきたすことが多いため、多剤治療を開始する場合も少なくない」と記載されており、治療困難な難治性疾患である。
4. [誤り]非結核性抗酸菌症では、薬物療法が無効な場合に外科的治療(肺切除術)が行われることがあり、手術の対象となりうる。教科書には明確な記載はないが、一般的に適応となる。
Key Points
ポイント
  • 非結核性抗酸菌症は環境中に存在する抗酸菌(*Mycobacterium avium complex*が約7割)による感染症である。
  • ヒトからヒトへの感染はないが、年の単位で少しずつ進行していく難治性疾患である。
  • 抗結核薬に抵抗性であり、多剤併用療法でも治療困難な場合が多く、約10年後には呼吸器症状をきたすことが多い。
  • 健常人での発病は少なく、気管支拡張症や陳旧性肺結核など既存の肺病変がある人の発病が多い。
  • 重要用語: 非結核性抗酸菌症, 難治性, 環境感染, ヒト-ヒト感染なし, 抗結核薬抵抗性 を正確に理解しておくこと。
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