第04章 呼吸器疾患 / A. 感染性呼吸器疾患
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Question
問題 275 肺抗酸菌症について正しいのはどれか。
  1. 1結核患者は届け出る必要はない。不正解
  2. 2咳が 4 週間以上持続している場合は肺結核を考慮する。正解!
  3. 3抗結核薬は 1 剤を投与する。不正解
  4. 4非結核性抗酸菌症も結核と同様に隔離する必要がある。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]結核は感染症法における二類感染症に指定されており、診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出る義務がある。教科書には明記されていないが、重要な公衆衛生上の対応である。
2. [正解]長期間続く咳嗽や喀痰は、結核の可能性も考慮することが必要である。教科書では「長期間続く咳嗽や喀痰は、結核の可能性も考慮することが必要である」と明記されている。4週間以上持続する咳は肺結核を疑う重要な指標となる。
3. [誤り]抗結核薬は耐性菌出現を防ぐため多剤併用療法が原則である。教科書では「イスコチン(INH)とリファンピシン(RFP)、エサンプトール(EB)、ピラジナマイド(PZA)を2ヵ月服用後、INH, RFPを4ヵ月服用する」と記載されている。1剤投与は誤りである。
4. [誤り]非結核性抗酸菌症はヒトからヒトへの感染はないため、結核と異なり隔離する必要はない。教科書では「ヒトからヒトへの感染はない」と明記されている。
Key Points
ポイント
  • 肺結核では長期間続く咳嗽や喀痰が重要な症状であり、4週間以上持続する咳は結核を疑う指標となる。
  • 抗結核薬は多剤併用療法が標準であり、INH・RFP・EB・PZAの4剤を使用する。耐性菌出現を防ぐために単剤では使用しない。
  • 非結核性抗酸菌症は環境中(土中や水中)に存在する菌による感染であり、ヒトからヒトへの感染はないため隔離不要である。
  • 重要用語: 肺結核, 長期咳嗽, 多剤併用療法, 非結核性抗酸菌症, ヒト-ヒト感染なし を正確に理解しておくこと。
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