第04章 呼吸器疾患 / A. 感染性呼吸器疾患
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Question
問題 273 肺炎について正しいのはどれか。
  1. 1原因はウイルス感染が多い。不正解
  2. 2若年者は高齢者と比較して死亡する危険性が高い。不正解
  3. 3肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されている。正解!
  4. 4マイコプラズマ肺炎では湿性咳嗽が多い。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]肺炎の原因は細菌が大部分であり、ウイルス感染が多いわけではない。教科書では「細菌が大部分である」と記載され、頻度では肺炎球菌がもっとも多いとされている。
2. [誤り]高齢者では肺炎による死亡率が著しく高い。教科書では「65〜69歳は44人、75〜79歳は253人、85〜89歳は1,266人(10万人比)」と加齢とともに死亡率が増加すると明記されている。若年者の方が危険性が高いわけではない。
3. [正解]肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されている。教科書の治療の項には明示されていないが、肺炎球菌が肺炎の最多原因菌であることから、予防接種が推奨されている。
4. [誤り]マイコプラズマ肺炎では乾性咳嗽が特徴であり、湿性咳嗽ではない。教科書では「痰は少なく、白色で、空咳が中心」と明記されている。
Key Points
ポイント
  • 肺炎は経気道的に入り込んだ微生物が肺胞腔内で炎症をきたす状態であり、細菌が大部分を占める。
  • 肺炎球菌がもっとも多く、若年成人ではマイコプラズマが、高齢者ではインフルエンザ菌が多い。
  • 高齢者では加齢とともに死亡率が著しく増加し、年間約10万7千人が肺炎で死亡している(2006年データ)。
  • 重要用語: 肺炎球菌, マイコプラズマ, 高齢者死亡率, 肺炎球菌ワクチン を正確に理解しておくこと。
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