1. [誤り]マイコプラズマ肺炎は5〜35歳の若年者(小児から若年成人)に好発する異型肺炎である。学童期から思春期に最も多く、家族内感染や学校・施設内での集団発生もみられる。高齢者にも発症するが、若年者に多いのが特徴である。
2. [誤り]マイコプラズマ肺炎は約4年周期で流行する傾向がある。周期的な流行パターンを示し、流行年には患者数が増加する。この周期性はマイコプラズマに対する集団免疫の低下と関連していると考えられている。
3. [誤り]マイコプラズマ肺炎では頑固な乾性咳嗽が特徴的に持続する。39℃近い高熱と空咳が特徴であり、夜間眠れないほどの咳をしばしば認めるが、膿性痰は出ない。咳嗽は3〜4週間持続することもある。聴診所見に比べて胸部X線所見が目立つ(X線所見と身体所見の乖離)。
4. [正解]マイコプラズマ肺炎は一般に予後良好な異型肺炎であり、肺化膿症(肺膿瘍)の合併は極めて稀である。肺化膿症は嫌気性菌感染や誤嚥性肺炎、黄色ブドウ球菌肺炎に伴うことが多く、マイコプラズマ肺炎の合併症ではない。マイコプラズマ肺炎の合併症としては、中耳炎、髄膜炎、溶血性貧血、皮膚粘膜病変などがある。