1. [誤り]ピーナッツなどの気道異物は、笑ったり泣いたり驚いたりした際の一瞬の深い吸気が生じた時に、気道内に吸い込まれる。小児では咀嚼能力が未熟で、遊び食いや食事中の会話・笑いなどが誘因となる。
2. [誤り]気道異物により気道が部分的または完全に閉塞されるため、呼吸困難を呈する。異物の大きさや位置により、軽度の息苦しさから窒息に至るまで症状の程度は様々である。喘鳴や喘息様症状を呈することもある。
3. [正解]気道異物では咳嗽が消失しても異物が排出されたとは限らない。異物が気管支深部に嵌頓すると、激しい咳嗽は一時的に消失するが、異物は残存している。そのまま放置すると無気肺や閉塞性肺炎、気管支拡張症を引き起こす。咳嗽消失後も必ず胸部X線検査や気管支鏡検査で異物の有無を確認する必要がある。
4. [誤り]気道に異物が残存すると、異物による気道閉塞の末梢で感染を起こし、閉塞性肺炎を発症しやすい。特にピーナッツなどの油脂を含む異物は炎症反応を強く引き起こし、肺炎や肉芽形成の原因となる。