第03章 肝・胆・膵疾患 / C. 膵臓疾患
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Question
問題 253 ランツ点に圧痛がみられるのはどれか。
  1. 1虫垂炎正解!
  2. 2急性膵炎不正解
  3. 3急性胃炎不正解
  4. 4食道炎不正解
Explanation
解説
1. [正解]ランツ点は右下腹部の圧痛点であり、左右の上前腸骨棘を結ぶ線上の右側1/3の点に位置する。 虫垂炎では虫垂の炎症が壁側腹膜に波及すると、ランツ点やマックバーネー点に限局した圧痛が出現する。 マックバーネー点は臍と右上前腸骨棘を結ぶ線の外側1/3の点であり、虫垂炎のもう一つの重要な圧痛点である。
2. [誤り]急性膵炎では心窩部から背部にかけての疼痛が主体であり、ランツ点に圧痛は出現しない。 膵臓は後腹膜腔に位置するため、臍周囲の圧痛がみられることはあるが、右下腹部の圧痛点とは関連がない。
3. [誤り]急性胃炎では心窩部(上腹部正中)の疼痛が主体であり、ランツ点に圧痛は出現しない。 胃は上腹部に位置するため、右下腹部の圧痛とは関連がない。
4. [誤り]食道炎では胸骨後部の痛み(胸焼け)や嚥下時痛が主症状であり、ランツ点に圧痛は出現しない。 食道は胸腔内に位置するため、腹部の圧痛点とは関連がない。
Key Points
ポイント
  • ランツ点は虫垂炎の圧痛点であり、左右の上前腸骨棘を結ぶ線の右1/3の点に位置する。マックバーネー点(臍と右上前腸骨棘を結ぶ線の外側1/3)とともに虫垂炎の診断に重要な圧痛点である。
  • 疾患と圧痛部位の対応: 虫垂炎=右下腹部(ランツ点、マックバーネー点)、急性膵炎=心窩部〜背部、急性胃炎=心窩部と覚えること。
  • 重要用語: ランツ点, マックバーネー点, 虫垂炎, 圧痛点 を正確に理解しておくこと。
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