1. [誤り]上顎癌の疼痛には三叉神経(上顎神経V2)ブロックが適切であり、くも膜下腔ブロックではない。
上顎領域の知覚は三叉神経第2枝が支配しており、この神経のブロックで除痛効果が得られる。
2. [誤り]舌癌の疼痛には舌咽神経ブロックや舌神経ブロックが適切である。
顔面神経は主に表情筋を支配する運動神経であり、舌癌の疼痛管理には不適切である。
3. [誤り]子宮癌の疼痛には下腹神経叢ブロックや仙骨硬膜外ブロックが適切であり、閉鎖神経ブロックではない。
閉鎖神経は大腿内転筋群を支配する神経であり、子宮癌の除痛には適さない。
4. [正解]膵臓癌の疼痛管理には腹腔神経叢ブロック(内臓神経ブロック)が有効である。
膵臓の痛覚は腹腔神経叢を経由して伝達されるため、このブロックにより効果的な除痛が得られる。
慢性膵炎の疼痛対策としても神経ブロックが用いられることがある。
膵臓癌は進行すると強い背部痛を生じるため、疼痛管理が重要な課題となる。