1. [誤り]急性胆嚢炎の痛みは右季肋部に認められ、左季肋部ではない。
胆嚢は肝臓下面の右上腹部に位置し、炎症時には右季肋部の圧痛とマーフィー徴候がみられる。
左季肋部痛は脾臓疾患や膵尾部疾患で生じる。
2. [正解]高脂肪食を摂取するとコレシストキニン(CCK)が分泌され、胆嚢が収縮する。
胆嚢内に胆石がある場合、この収縮により胆石が胆嚢頸部に嵌頓し、急性胆嚢炎を発症する。
一般的な食事パターンから、高脂肪食後や夜間に発作が起こりやすい。
3. [誤り]急性胆嚢炎では腹部超音波検査で胆嚢の腫大(拡大)を認め、萎縮ではない。
胆嚢壁の肥厚(浮腫による3層化)、胆嚢周囲の液体貯留、胆石も確認される。
4. [誤り]急性胆嚢炎は中高年に多くみられ、特に高齢者、女性に好発する。
成人検診受診者の約15%に胆石が認められ、若年者に多い疾患ではない。