1. [誤り]胆嚢炎では右季肋部から心窩部にかけての腹痛が主症状である。
胆石の嵌頓により胆嚢内圧が上昇し、強い疝痛が出現する。マーフィー徴候も陽性となる。
2. [誤り]胆嚢炎では細菌感染に伴い発熱がみられる。
起因菌としては大腸菌やクレブシエラ菌などのグラム陰性腸内細菌が多い。
3. [誤り]総胆管結石を合併する場合や胆管への炎症波及がある場合、胆汁うっ滞により黄疸をきたす。
黄疸は腹痛、発熱とともにシャルコー三徴を構成する。
4. [正解]頻尿は泌尿器疾患(膀胱炎、前立腺肥大症、過活動膀胱など)の症状であり、胆嚢炎の症状ではない。
胆嚢炎の症状は腹痛(右季肋部痛)、発熱、黄疸、悪心・嘔吐であり、泌尿器症状は伴わない。
胆嚢と膀胱は解剖学的に離れた臓器であり、病態的にも関連がない。