1. [正解]**正しい(誤りの選択肢)。** 膵癌の大部分は膵管上皮細胞から発生する膵管癌(腺癌)であり、膵腺房細胞からの発生は少ない。
膵管癌が約90%を占め、膵腺房細胞癌はまれな組織型である。
膵管上皮由来であることが膵癌の基本的知識として重要。
2. [誤り]膵癌は60〜70歳代の高齢者に多く、男性にやや多い。
死因統計では男性が悪性腫瘍の第5位であり、この記述は正しい。
3. [誤り]CA19-9は膵癌の代表的な血清腫瘍マーカーであり、特異性が高い。
膵癌の診断や治療効果の判定、経過観察に広く用いられる。CEAも上昇することがある。
4. [誤り]膵頭部癌では総胆管が膵頭部を貫通しているため、腫瘍による圧迫・浸潤で閉塞性黄疸をきたしやすい。
膵頭部癌は比較的早期に黄疸が出現するため、他の部位の膵癌より発見されやすい。
| 膵癌の組織型 | 頻度 | 特徴 |
|:---|:---|:---|
| 膵管癌(腺癌) | 約90% | 膵管上皮由来、最も多い |
| 膵腺房細胞癌 | まれ | 膵腺房細胞由来 |
| 内分泌腫瘍 | まれ | インスリノーマ、グルカゴノーマ等 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 膵癌の組織型分類</p>