第03章 肝・胆・膵疾患 / B. 胆道疾患
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Question
問題 238 膵癌について誤っている記述はどれか。
  1. 1膵腺房細胞から発生することが多い。正解!
  2. 2高齢の男性に多い。不正解
  3. 3血清腫瘍マーカーとしてCA19-9 を用いる。不正解
  4. 4膵頭部癌では閉塞性黄疸をきたしやすい。不正解
Explanation
解説
1. [正解]**正しい(誤りの選択肢)。** 膵癌の大部分は膵管上皮細胞から発生する膵管癌(腺癌)であり、膵腺房細胞からの発生は少ない。 膵管癌が約90%を占め、膵腺房細胞癌はまれな組織型である。 膵管上皮由来であることが膵癌の基本的知識として重要。
2. [誤り]膵癌は60〜70歳代の高齢者に多く、男性にやや多い。 死因統計では男性が悪性腫瘍の第5位であり、この記述は正しい。
3. [誤り]CA19-9は膵癌の代表的な血清腫瘍マーカーであり、特異性が高い。 膵癌の診断や治療効果の判定、経過観察に広く用いられる。CEAも上昇することがある。
4. [誤り]膵頭部癌では総胆管が膵頭部を貫通しているため、腫瘍による圧迫・浸潤で閉塞性黄疸をきたしやすい。 膵頭部癌は比較的早期に黄疸が出現するため、他の部位の膵癌より発見されやすい。 | 膵癌の組織型 | 頻度 | 特徴 | |:---|:---|:---| | 膵管癌(腺癌) | 約90% | 膵管上皮由来、最も多い | | 膵腺房細胞癌 | まれ | 膵腺房細胞由来 | | 内分泌腫瘍 | まれ | インスリノーマ、グルカゴノーマ等 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 膵癌の組織型分類</p>
Key Points
ポイント
  • 膵癌の大部分は膵管上皮由来の腺癌であり、膵腺房細胞由来ではない。この基本知識は頻出である。
  • 膵癌は高齢男性に多く、CA19-9が腫瘍マーカーとして有用。膵頭部癌では総胆管圧迫による閉塞性黄疸が特徴的である。
  • 重要用語: 膵管癌, 膵管上皮由来, CA19-9, 閉塞性黄疸 を正確に理解しておくこと。
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