第03章 肝・胆・膵疾患 / B. 胆道疾患
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Question
問題 237 胆石症について誤っている記述はどれか。
  1. 1女性に多い。不正解
  2. 2超音波検査は診断に有用である。不正解
  3. 3疝痛発作がある。不正解
  4. 4吐血を伴う。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]胆石症は女性に多く、成人検診受診者の約15%に認められる。 高齢者、女性に多く、欧米では4F(Female, Forty, Fat, Fair=白人)がリスク因子として知られている。
2. [誤り]腹部超音波検査は非侵襲的で胆石の描出に最も有用な検査であり、この記述は正しい。 胆嚢内に輝度の高い球形の物体として描出され、その下部に無響陰影(acoustic shadow)を伴うのが特徴的である。
3. [誤り]胆石が胆嚢頸部に嵌頓すると、心窩部から右季肋部に激しい疝痛発作が出現する。 高脂肪食摂取後や夜間に起こりやすく、しばしば右肩に放散する。
4. [正解]胆石症では吐血は伴わない。 吐血は上部消化管出血(食道静脈瘤破裂、胃・十二指腸潰瘍など)の症状であり、胆石症の症状ではない。 胆石症の症状は疝痛発作、発熱、黄疸、悪心・嘔吐であり、出血性の症状は特徴的ではない。
Key Points
ポイント
  • 胆石症の症状は疝痛発作(右季肋部痛)、発熱、黄疸であり、吐血や下血などの消化管出血は伴わない。消化管出血との鑑別が重要。
  • 胆石症は女性に多く、超音波検査が診断に最も有用。無症候性胆石(症状のない胆石)は経過観察とする。
  • 重要用語: 胆石症, 疝痛発作, 超音波検査, 無響陰影 を正確に理解しておくこと。
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