1. [誤り]胆石症は女性に多く、成人検診受診者の約15%に認められる。
高齢者、女性に多く、欧米では4F(Female, Forty, Fat, Fair=白人)がリスク因子として知られている。
2. [誤り]腹部超音波検査は非侵襲的で胆石の描出に最も有用な検査であり、この記述は正しい。
胆嚢内に輝度の高い球形の物体として描出され、その下部に無響陰影(acoustic shadow)を伴うのが特徴的である。
3. [誤り]胆石が胆嚢頸部に嵌頓すると、心窩部から右季肋部に激しい疝痛発作が出現する。
高脂肪食摂取後や夜間に起こりやすく、しばしば右肩に放散する。
4. [正解]胆石症では吐血は伴わない。
吐血は上部消化管出血(食道静脈瘤破裂、胃・十二指腸潰瘍など)の症状であり、胆石症の症状ではない。
胆石症の症状は疝痛発作、発熱、黄疸、悪心・嘔吐であり、出血性の症状は特徴的ではない。