第03章 肝・胆・膵疾患 / B. 胆道疾患
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Question
問題 234 痛みの部位と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1心窩部 - 胃潰瘍不正解
  2. 2左季肋部 - 胆石症正解!
  3. 3右下腹部 - 虫垂炎不正解
  4. 4左下腹部 - 急性大腸炎不正解
Explanation
解説
1. [誤り]胃潰瘍では胃粘膜の潰瘍により心窩部(上腹部正中)に疼痛が出現する。 食後に増強することが多く、心窩部痛と胃潰瘍の組合せは正しい。
2. [正解]**正しい(誤りの選択肢)。** 胆石症の疼痛部位は右季肋部(右上腹部)であり、左季肋部ではない。 胆嚢は肝臓下面の右季肋部に位置し、胆石が胆嚢頸部に嵌頓すると心窩部から右季肋部に強い痛み(胆石発作)が出現する。 しばしば右肩に放散痛を認める。高脂肪食摂取後や夜間に発作が起こりやすい。
3. [誤り]虫垂炎では虫垂の炎症により右下腹部に圧痛が出現する。 マックバーネー点(臍と右上前腸骨棘を結ぶ線の外側1/3の点)やランツ点が圧痛点として知られ、この組合せは正しい。
4. [誤り]急性大腸炎では主にS状結腸〜下行結腸の炎症により左下腹部に疼痛が出現しやすい。 S状結腸は左下腹部に位置するため、この組合せは正しい。 | 疼痛部位 | 対応する疾患 | |:---|:---| | 心窩部(上腹部正中) | 胃潰瘍、急性胃炎、急性膵炎 | | 右季肋部 | 胆石症、急性胆嚢炎 | | 右下腹部 | 虫垂炎 | | 左下腹部 | 急性大腸炎、S状結腸憩室炎 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 腹痛の部位と対応疾患</p>
Key Points
ポイント
  • 胆石症の疼痛部位は「右」季肋部であり、「左」季肋部ではない。胆嚢は肝臓下面(右季肋部)に位置するため、右季肋部痛と右肩放散痛が特徴的である。
  • 腹痛の部位と対応疾患の組合せは頻出テーマであり、各臓器の解剖学的位置と関連づけて覚えること。
  • 重要用語: 胆石症, 右季肋部, マックバーネー点, 腹痛の部位 を正確に理解しておくこと。
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