1. [誤り]A型肝炎は経口感染(糞口感染)であり、感染血液への曝露ではない。
汚染された飲食物(特に生ガキなどの生鮮魚介類)の摂取が主な感染経路である。
2. [正解]B型肝炎は分娩時の垂直感染(母子感染)が重要な感染経路である。
HBe抗原陽性のキャリアの母親から分娩時に児に感染し、免疫力が未熟な新生児・乳児ではキャリア化(持続感染)しやすい。
日本ではかつて母子感染が主な感染経路であったが、現在はHBワクチンとHBs免疫グロブリンの接種による母子感染予防対策が行われている。
3. [誤り]C型肝炎は血液感染(針刺し事故、輸血、消毒不十分な鍼など)が主な経路であり、獣肉の生食ではない。
獣肉の生食で感染するのはE型肝炎である。
4. [誤り]E型肝炎は経口感染であるが、生鮮魚介類ではなく加熱不十分な獣肉(豚、イノシシ、シカなど)の摂取が主な感染源である。
生鮮魚介類摂取で感染するのはA型肝炎である。