第03章 肝・胆・膵疾患 / A. 肝臓疾患
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Question
問題 230 肝硬変の原因疾患で最も適切なのはどれか。
  1. 1A型肝炎不正解
  2. 2C型肝炎正解!
  3. 3EBウイルス肝炎不正解
  4. 4サイトメガロウイルス肝炎不正解
Explanation
解説
1. [誤り]A型肝炎は急性肝炎を引き起こすが慢性化しないため、肝硬変の原因にはならない。 経口感染で発症し、予後は一般的に良好であり、再感染もない。
2. [正解]C型肝炎は肝硬変の原因疾患として最も多い(慢性肝炎の約80%がC型)。 C型肝炎ウイルスは慢性化率が60〜70%と高く、慢性肝炎から10〜20年の経過で肝硬変に移行する。 さらにC型肝硬変からは年率約7%で肝細胞癌が発生するため、定期的なスクリーニングが必要である。 B型肝炎も肝硬変の原因となるが、C型の方が頻度が高い。
3. [誤り]EBウイルス(エプスタイン-バーウイルス)肝炎は伝染性単核球症に伴う一過性の肝炎であり、通常慢性化しない。 肝硬変の主要な原因とはならない。
4. [誤り]サイトメガロウイルス(CMV)肝炎は免疫不全者に生じる日和見感染として知られる。 通常は慢性肝疾患の原因とはならず、肝硬変の主要原因ではない。
Key Points
ポイント
  • 肝硬変の原因として最も多いのはC型肝炎であり、次いでB型肝炎、アルコール性肝障害が続く。A型肝炎は慢性化しないため肝硬変の原因にならない。
  • ウイルス性肝炎の経過: C型急性肝炎→60〜70%が慢性化→10〜20年で肝硬変→年率約7%で肝細胞癌、という進展経路を理解すること。
  • 重要用語: C型肝炎, 肝硬変, 慢性化率, 肝細胞癌 を正確に理解しておくこと。
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