1. [正解]A型肝炎は経口感染(糞口感染)であり、生の貝類(特に生ガキなどの二枚貝)の摂取で最も感染しやすい。
A型肝炎ウイルス(HAV)は汚染された水系で二枚貝に濃縮されるため、生食が感染の主な原因となる。
日本では2〜4月に多く発生し、潜伏期間は約30日である。慢性化しないが、高齢者では劇症肝炎になりうる。
2. [誤り]B型肝炎は血液・体液を介して感染し(性行為、母子感染、針刺し事故など)、生の貝類の摂取では感染しない。
経口感染ではなく非経口感染であり、感染経路が根本的に異なる。
3. [誤り]C型肝炎は主に血液を介して感染する(針刺し事故、輸血、消毒不十分な鍼など)。
生の貝類の摂取では感染せず、A型肝炎とは感染経路がまったく異なる。
4. [誤り]E型肝炎も経口感染であるが、主な感染源は加熱不十分な獣肉(豚、イノシシ、シカなど)である。
生の貝類ではなく獣肉の生食が原因であり、A型肝炎との感染源の違いに注意が必要である。