第03章 肝・胆・膵疾患 / A. 肝臓疾患
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Question
問題 226 ウイルス性肝炎で生の貝類の摂取により最も感染しやすいのはどれか。
  1. 1A型正解!
  2. 2B型不正解
  3. 3C型不正解
  4. 4E型不正解
Explanation
解説
1. [正解]A型肝炎は経口感染(糞口感染)であり、生の貝類(特に生ガキなどの二枚貝)の摂取で最も感染しやすい。 A型肝炎ウイルス(HAV)は汚染された水系で二枚貝に濃縮されるため、生食が感染の主な原因となる。 日本では2〜4月に多く発生し、潜伏期間は約30日である。慢性化しないが、高齢者では劇症肝炎になりうる。
2. [誤り]B型肝炎は血液・体液を介して感染し(性行為、母子感染、針刺し事故など)、生の貝類の摂取では感染しない。 経口感染ではなく非経口感染であり、感染経路が根本的に異なる。
3. [誤り]C型肝炎は主に血液を介して感染する(針刺し事故、輸血、消毒不十分な鍼など)。 生の貝類の摂取では感染せず、A型肝炎とは感染経路がまったく異なる。
4. [誤り]E型肝炎も経口感染であるが、主な感染源は加熱不十分な獣肉(豚、イノシシ、シカなど)である。 生の貝類ではなく獣肉の生食が原因であり、A型肝炎との感染源の違いに注意が必要である。
Key Points
ポイント
  • A型肝炎は生の貝類(特に生ガキ)摂取で感染する代表的なウイルス性肝炎である。経口感染で慢性化しないが、高齢者の劇症化に注意が必要。予防にはHAワクチンと免疫グロブリンが有効。
  • 同じ経口感染でも、A型の感染源は生鮮魚介類、E型の感染源は獣肉である。この違いは頻出ポイント。
  • 重要用語: A型肝炎, 生ガキ, 経口感染, 二枚貝 を正確に理解しておくこと。
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