第03章 肝・胆・膵疾患 / A. 肝臓疾患
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Question
問題 219 動脈硬化と関連が少ないのはどれか。
  1. 1肝硬変正解!
  2. 2腎硬化症不正解
  3. 3脳梗塞不正解
  4. 4心筋梗塞不正解
Explanation
解説
1. [正解]肝硬変は慢性肝疾患(ウイルス性肝炎、アルコール性肝障害など)の終末像であり、動脈硬化とは関連が少ない。 肝硬変の「硬変」は肝臓全体が線維化と再生結節で置き換わった状態を指し、動脈の硬化とは全く異なる病態である。 名称に「硬」の字が含まれるため動脈硬化と混同しやすいが、病態は別である。
2. [誤り]腎硬化症は腎臓の動脈硬化が原因で腎血流が低下し、腎機能障害をきたす疾患である。 高血圧が主な原因であり、動脈硬化と直接的に関連する代表的疾患である。
3. [誤り]脳梗塞(特にアテローム血栓性脳梗塞)は脳動脈の動脈硬化により血管が狭窄・閉塞して発生する。 動脈硬化性疾患の代表であり、高血圧・糖尿病・脂質異常症が危険因子となる。
4. [誤り]心筋梗塞は冠動脈の動脈硬化によりプラーク(粥腫)が破綻し、血栓が形成されて冠動脈が閉塞する。 動脈硬化性疾患の最も典型的な疾患の一つである。
Key Points
ポイント
  • 肝硬変の原因はウイルス性肝炎やアルコールであり、動脈硬化とは病態が異なる。「硬変」と「硬化」は名称が紛らわしいが、肝硬変は線維化による肝実質の変化、動脈硬化は血管壁の変性である。
  • 動脈硬化性疾患としては腎硬化症、脳梗塞、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症(ASO)、大動脈瘤などが代表的である。
  • 重要用語: 肝硬変, 動脈硬化, 腎硬化症 を正確に理解しておくこと。
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